第655章:裏切り、よくもそんなことができるのか?

カイアは、たった今届いた住所をじっと見つめた。

念のため、彼女はある番号に電話をかけた。

二十分後、電話口の相手が手配した人間たちが到着した。カイアは彼らを連れ、ジョンが送ってきた住所へ向かった。

現地に着くと、ジョンはすでに玄関先で待っていた。

カイアの姿を見た瞬間、彼は駆け寄ってくる。

「カイア、やっと来た! 金は持ってきたか? 用意できてるのか?」

そう言いながら、ジョンの視線はカイアの後ろに続く数人の男たちへ落ちた。目に一瞬、何かが走ったが、彼はすぐにそれを奥底へ押し込めた。

「持ってきたわ。でもその前に、あんたたちのボスに会って、状況を全部把握してからよ。お金を渡すかど...

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